まるで選手職員を“容疑者”扱い 巨人の「事情聴取」に疑問符

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 球団は今回の一件で、福田を熊崎コミッショナーに告発する。刑法の賭博罪に該当する疑いがあるとして、警察への届け出も検討するとしている。当然の判断だとしても、これでは選手や職員は及び腰にならざるを得ないだろう。賭博に手を染めたことがあってもなくても、「ありません」と答えるしかない。だいたい、身内の違法行為を小耳に挟んだことがあったところで、仲間を売るような真似ができるのか。

 実態解明につながるとは思えず、「逆に対外的なアピールとしか受け止められないんじゃないですか。少なくともチーム内に疑心暗鬼を生むだけで、いいことはひとつもない」と吐き捨てる人間もいたほどだ。

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