身体検査で買い叩きか 岩隈「ドジャース入り破談」の真相

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 岩隈久志(34=マリナーズからFA)が3年55億円でドジャースと合意したと複数の米メディアが報じたのが6日。それから10日以上経つのに入団会見は行われなかったが、とんでもないニュースが飛び込んできた。ドジャースが身体検査の結果、岩隈の獲得を見送ったというのだ。西海岸の代理人関係者がこう言った。

「ドジャースと代理人サイドは、身体検査が終わるまで正式発表を控えていた。合意が漏れたのはおそらく、断りの連絡が入ったマリナーズサイドからでしょう。岩隈は今季、右広背筋を痛めて4月下旬から2カ月ほど離脱している。それでドジャースは綿密な身体検査をしたのではないか。最初の診断で引っ掛かり、別の病院でセカンドオピニオンを仰いだ結果、問題が生じたのでしょう」

 それにしても運がないのは岩隈だ。

 13年には14勝(6敗)をマークして、サイ・ヤング賞投票で3位に入った実績の持ち主。いまやメジャーを代表する右腕のひとりと言っても過言ではない。なのに「3年55億円」が吹き飛んだばかりか、その原因が身体検査にあったと分かれば今後の契約に響くのは必至だからだ。

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