2ケタ勝利ある ソフトB復帰の和田に「本格復活」の太鼓判
首脳陣もご満悦だ。今季から古巣ソフトバンクに復帰した和田毅(34、前カブス)が3日、2度目のブルペン入り。直球を約40球投げ込むと、辛口で知られる佐藤投手コーチも「計算できそうだな」と、笑みを見せた。
「年齢的にも球数を少なくしたい」と話した和田。11年オフにオリオールズに移籍したが、1年目のスプリングトレーニング中に左ひじの違和感を訴えると、開幕直後にDL入り。5月にはトミー・ジョン手術を受けた。その後、2年間メジャーで登板はなく、13年オフにカブスとマイナー契約。14年は13試合に先発し、4勝4敗。昨季は左足と左肩のケガに悩まされ、8試合で1勝1敗だった。
しかし、あるメジャー関係者は「ケガさえなければ日本で2ケタは勝てる」と話す。
「トミー・ジョン手術は1年半で復帰できるといわれるが、高齢投手ほど時間がかかる。昨季もケガをしなければ、1年間ローテを守れるだけの力はあったからね。しかも、日本では中5、6日と余裕のあるローテで投げられる」
松坂の復活はマユツバだが、和田は信じてもよさそうだ。