開幕から1カ月 プロ野球新監督6人の「通信簿」

公開日: 更新日:

楽天 梨田昌孝

【メンタル】近鉄時代から梨田監督を知る球界OBが言う。

「お調子者で勘違いされやすいが、実は相当の苦労人。中学時代に父を亡くし、学生時代は新聞配達などで学費を稼いでいた。そうした苦労を表に出さないだけで、内心は星野球団副会長に劣らず熱いものを持っている。優しい印象だが、甘く見ると痛い目に遭う。ダジャレは、あくまで場を和ませるためのツール。自分が何を伝えたいのか、何を察してほしいのかを相手に考えさせる。そうした空気を読めない選手や、表面の優しさに甘えている選手は、容赦なく切り捨てる」

 オコエの二軍落ちも戦力不足以外に「そろそろ潮時」と見切ったとも言われている。

 監督経験は近鉄、日本ハムときて、楽天が3球団目。声がかかるのは理由がある。

「補強や組閣など、球団に『あれが欲しい、これが欲しい』と言わない。常々、『私は中学時代に父を亡くし、買いたいものも買えず、我慢が身に付いている。だから、球団が与えてくれる戦力で十分です』と話している」(前出の関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853