先発で5試合1勝2敗…金本監督“藤川推し”に虎OB投手疑問符

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 今季の阪神はブルペンが手薄だ。福原が不調で二軍落ちし、新助っ人のドリスも7日のヤクルト戦で5失点と打ち込まれた。8日のヤクルト戦でも、4番手で登板した高宮がダメ押しとなる2点を献上した。

「藤川は打者一人に集中できるリリーフの方が生きると思う。以前よりツーシームなどの球種が増えたし、もともと投球術も持っている。短いイニングならストレートもより力を入れられる。ドリスやマテオら他のリリーフ投手にも、自分自身の経験を伝えられる。ブルペンにそういう投手が一人いるだけで、厚みが増すものです」(前出の福間氏)

 この日はヤクルトに敗れて貯金「1」に。チームはなかなか波に乗れない。藤川は次回も先発起用の予定だが、名前や実績だけでベテランを優遇し続ければ内部の火種になりかねない。さっさと中継ぎに戻すべきだ。

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