体調不良も楽々V トンプソンの“別格スイング”をプロ分析

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 豪快なプレースタイルでギャラリーを楽しませたが、トンプソンの体調は万全ではなかった。大会2日目以降は微熱が続いた。

 前週は米ツアーに出場し、来日は3日午後。そのまま都内で行われた前夜祭に出席し、時差ボケに悩まされながらも翌4日のプロアマに出場した。

 大会期間中はプレー後に300人ほどのギャラリーにサインをして、7日にはプレー後に会場近くのゴルフショップでスポンサーイベントに参加するなど、過密スケジュールだった。

 それでも4日間で2イーグル、17バーディーを奪ったのだ。

「2日目が終わって疲れが出て、体が限界だった。(最終日は)自分のゴルフができなかった。疲れはあるが、(パープレーは)そのせいにはしたくない。かみ合わせが悪かった。最終日は4アンダー、5アンダーで回れればと思っていた」(トンプソン)

 米ツアープロの感覚では会場のコース設定なら17アンダーか18アンダーまで伸ばさなければ勝てないと読んでいたのだ。

 しかし、2ケタアンダーまでスコアを伸ばした日本ツアーメンバーは渡邉彩香ただひとりだけ。

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