14連勝も契約最終年…SBバンデンハークの気になる来季

公開日: 更新日:

 株価は上がる一方だ。

 ソフトバンクのバンデンハーク(30)が10日のロッテ戦に先発し、8回を投げて4安打1失点、10奪三振で今季5勝目。昨年6月14日(広島戦)のデビュー以来の連勝を「14」に伸ばし、1966年に巨人・堀内恒夫が作った「13」の日本記録を更新した。

 バンデンハークは今季で2年契約が切れる。ぞっこんの工藤監督は手放す気はサラサラなく、1億5000万円の年俸はカネのあるソフトバンクなら倍増どころか4億円超まである。

 問題は「夢よもう一度」だ。かつて結果を残せなかったメジャーに色気を持っていれば、契約金が安くても移籍する可能性はある。だが、球団は流出させない自信を持っている。なぜか?

 バンデンハークは12歳の時、王貞治とハンク・アーロンという日米本塁打王が設立した「世界少年野球推進財団」の世界少年野球大会のオランダ代表で来日。当時から「世界の王」を尊敬し、ソフトバンク入りして王会長と対面すると大感激していた。王会長から「うちに残ってくれ」と言われたら、NOとは言えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した