同じ打者にカモられ…巨人“ベンチ無策”にOBから厳しい声

公開日: 更新日:

 例えば優勝した広島は選手に「走者を進める凡打は安打と同じ価値がある」というつなぎの方針が徹底され、主砲のエルドレッドにすら「追い込まれたら逆方向」という意識が見て取れた。

「そういうチームとしての最低限の方針、約束事を共有して初めて、あとは選手に任せるというのならわかります。今年の淡泊な打線を見ても分かるように、巨人はチームで点を取る、チームで守るという部分に問題があるように思う。2年連続V逸という現実を前にして、巨人はまたぞろFAなどの補強に頼ろうとしている。しかし、いくら選手をかき集めても、ベンチや戦略、戦術の部分に問題があるのなら、たとえオリックスの糸井やヤクルトのバレンティンを取ったところで、根本的な解決にはならないと思いますね」

 とは、前出の高橋氏。

 巨人は3位のDeNAに2ゲーム差に迫られている。クライマックスシリーズのファーストステージ主催権を逃せばいよいよ補強が加速しそうだが、コーチ陣にもメスを入れる必要があるのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット