1回5失点の大炎上でも…SB松坂は来季も現役で年俸4億円
「1死後に茂木、アマダー、銀次に3連打を浴びたわけですが、いずれも直球がシュート回転して甘く入った。左肩が早く開いてしまうのが原因です。下半身の体重移動が少なく、左足に重心が移る前に上半身だけで投げてしまうから余計にそうなる。直球の最速が144キロ止まり、伸びもキレもないのもそれが原因。現段階ではまだ一軍で投げるのは厳しい」(評論家の橋本清氏)
日本球界復帰から2年が経過して、まだこの状態だ。球団関係者は「来年も厳しいのはみな分かっている。でも、本人が一番それを自覚していない」という。松坂はこの日、「投げることができて良かった」と言った。あくまで現役を続ける意向だが、これで来季も年俸4億円。
他球団の選手からも「やってられませんよ」という声が出ている。ずぶとい神経だけは「怪物」のままだ。