奥原は156センチと小柄なだけに、豊富な運動量と全力で打ち込むスマッシュが持ち味。これまで上背のある海外勢と互角以上に渡り合ってきたものの、そのプレースタイルは常に故障リスクがつきまとう。
「手首だけで打ち返せばいい場面でも、必要以上に力みが見られる。スマッシュを打つ際、肩をひねるようにして打つこともあり、負担は大きいのではないか。1年は棒に振る覚悟でフォーム矯正に取り組むべきです」(関係者)
「しっかりと肩を治して4年後に向けて頑張りたい」と話す奥原。本気で20年の東京五輪を目指すなら「回り道」を覚悟した方がいい。