タカマツペアに逆風…11点5ゲーム制に変更なら日本勢不利

公開日: 更新日:

 来季の日本代表の重要な選考となるバドミントンの全日本総合選手権大会が30日に開幕。リオ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組、女子シングルス銅メダルの奥原希望(21)ら日本代表組が順当に初戦を突破した。

 今大会でシングルス優勝、ダブルス2位以内で自動的にナショナルチームに入るため、各種目とも20年東京五輪の代表入りに向けた戦いは熾烈になる。リオ五輪での女子の躍進でバドミントンは東京でもメダル取りが有力視される競技の一つになったが、先行きは極めて不透明だ。

 東京五輪を前に日本勢には不利な試合形式が導入されそうなのだ。世界バドミントン連盟(BWF)は試合形式を現行の「21点3ゲーム制」から「11点5ゲーム制」への変更を検討している。これは、五輪のテレビ中継を意識した試合時間の短縮、選手の負担軽減を目的としたもの。すでにジュニアの国際大会では試験的に導入されており、早ければ来年にもシニアでも実施される見込みだという。BWFには選手の肉体的負担を減らすことで、選手寿命を延ばしたい思惑もあるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末