大谷の移籍先に影響は? 元パドレスGM日ハム入りの波紋

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 また、パドレスだ。

 日本ハムが22日、前パドレス・シニアアドバイザー、ランディ・スミス氏(53)のフロント入りを発表した。同氏は93年に当時、大リーグ史上最年少29歳でパ軍GMに就任。96年からはタイガースでもGMを務めた。

 日本ハムとパドレスには、もともと太いパイプがある。現在、パドレスのアドバイザーを務める野茂英雄(48)の長男は日本ハムの通訳。昨春キャンプからパドレスの施設を使用し、金子打撃コーチはパドレスにコーチ留学の経験がある。そこへもってきて今回の人事だ。

 大谷は早ければ来オフにも入札制度でメジャー挑戦する。両球団の太いパイプは、大谷の球団選びに影響するか。

「ランディ・スミスは今年限りでパドレスを解雇されたと聞きました。大谷に関して言えば、むしろ自分をクビにしたパドレスには入れたくないのが人情でしょう。日本ハムがスミスと契約したのは、あくまでメジャーや新外国人獲得に関する情報収集が目的だと思いますね」(日本ハムOB)


 入札制度を定めた日米間選手契約に関する協定には、MLB球団が移籍金以外の金銭や有価物を直接、間接問わず当該選手の所属球団に提供してはいけないと明記されている(第12条)。

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