五輪への選手派遣検討 MLBコミッショナー“心変わり”の裏

公開日: 更新日:

 米国は24年夏季五輪開催都市にロサンゼルスが立候補している。開催地が決まる今年9月のIOC(国際オリンピック委員会)総会(ペルー・リマ)ではパリと争う。仮にロサンゼルスが選ばれれば、開催地が決める追加種目から野球が外れ、アメリカンフットボールが入るともっぱらだ。

 マンフレッド氏はMLBのさらなる市場拡大、野球の世界的な普及を目指している。野球が注目度の高い五輪の種目から外れ、代わりにライバルともいうべきフットボールが入ればそれこそ打撃を受ける。東京五輪はともかく、24年五輪がロスで行われるようなら背に腹は代えられず、大リーガーの出場にゴーサインが出るかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド