フェデラー復活劇で際立ってしまう錦織圭の不甲斐なさ

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 錦織は今大会も準々決勝で同18位のソック(24・米国)相手に自滅。全豪4回戦で負けたフェデラーも当時は同17位。その敗戦は仕方ないにしても、他の4試合はかなりランクが下の選手に負けている。

 次戦のマイアミ・オープン(22日開幕)も、4大大会に次ぐ格付けのマスターズ。世界ランク1、2位のマリーとジョコビッチは、同じ右肘故障で欠場を表明したため、錦織は第2シードで大会に臨む。

 今季も「マスターズ初優勝」を目標に掲げる錦織にとって、強豪2人の欠場は幸運かもしれないが、「だから優勝のチャンスが大きい」と思うファンがいるとすれば、それは認識不足というもの。ましてや、フェデラーが奇跡の復活を遂げた今季、強豪も万全の状態で臨んでくるであろう4大大会制覇なんて夢物語だ。

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