本田はUAE戦ベンチ予想 劣勢なら出場も「厳しい」の声
ロシアW杯最終予選の大一番・UAE戦が近づいた(日本時間24日午前0時30分キックオフ)。
これまで日本代表のエースを自任してきたMF本田は、どんな使われ方をするのだろうか?
現地UAEで取材中のサッカージャーナリスト六川亨氏がこう言う。
「UAE戦の先発はGKに西川が入り、最終ラインは(左から)DF酒井高、吉田、森重、酒井宏の4人。ボランチはMF山口とMF今野。攻撃陣は左にFW原口、右にFW久保。トップ下にMF香川が入り、1トップをFW大迫が務める布陣が予想されます。本田はベンチスタート。たとえば2-0とリードした後半20分前後に右サイドで投入され、与えられる役割は①フィジカルの強さを発揮して守備②ボールをキープしてタメをつくる③機を見て攻撃の起点となる――です。ただしリードされた局面では、得点力のあるFW岡崎やFW浅野が先に投入され、本田に出番が回ってくるのは厳しいでしょう」
昨年11月のW杯最終予選サウジ戦で先発から外れた本田は、所属するミランでも完全に戦力外扱いだ。UAEの合宿地で「試合に出ることを前提に準備している。試合勘については、実際にプレーしてみないと分からない」と話したが、今年に入って出場したのは1試合だけ。それもプレー時間は「3分」。常識的に考えて、大一番で多くは期待できないだろう。