マスターズ2日目・松山16位タイに 18番で超絶アプローチ
大会2日目は2つスコアを伸ばして通算2オーバーでホールアウトした松山英樹(25)。54位発進から一気にトップと6打差16位まで浮上した。
上がり17番、18番のピンチをパーで切り抜けて、3日目につながるフィニッシュだった。
17番は2打目をグリーン右に大きく曲げて、アプローチはピンまで60ヤード。これを1.5メートルに寄せてナイスパーセーブ。
18番はティーショットを右サイドの松林に打ち込み、ピンまで残り166ヤード。打ち上げになる脱出は枝の下をくぐる低い弾道で花道から転がし上げる作戦で臨んだ。
しかしグリーンを駆け上がったボールは、カップが切られた下の段を通り過ぎても止まらずに奥へこぼれ出てしまう。
3打目はピンのはるか左サイドから右に大きく曲がって下る難度の高いアプローチになった。ピン上5メートルの段差で勢いが止まる絶妙なショットが要求され、すこしでもインパクトが強くなれば下り傾斜の勢いでまたグリーンから出てしまう危険性があった。