2戦連続完封も 巨人菅野に心配されるモチベーション維持

公開日: 更新日:

■メジャー挑戦は早くて22年

 こうなると、目を向けたくなるのは海の向こう。ダルビッシュが11年オフにメジャー挑戦を決意したきっかけは「国内に敵がいなくなったと感じた」からだった。しかし、菅野がメジャーに挑戦するには、海外FA権の取得を待たなければならない。巨人は入札制度の利用を認めていないからだ。5年目の今年を含め、国内であと5年プレーしてやっと得られる。挑戦するなら早くて22年。だいぶ先だ。

 菅野はメジャーのスカウトが今、最も動向を注目しているひとり。メジャー移籍が実現すれば大型契約が期待できるが、巨人にいるがゆえにそれはできない。何年も国内のトップであり続けるモチベーションの維持は大変だし、パフォーマンスの低下につながりかねない。

 突き抜けたエースは、それはそれで大変である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由