ケガ人続出 10連敗ヤクルト“リハビリ部門”テコ入れ急浮上

公開日: 更新日:

 12日の巨人戦に敗れて10連敗したヤクルトでテコ入れが検討され始めている。コンディショニング部門にメスを入れるというものだ。

 今季はケガ人が続出。川端、畠山、雄平、大引と主力が故障し、投手は館山、抑えの秋吉らが二軍調整中で、バレンティン、中村、小川も一時離脱した。二軍選手も含め、多数の選手がリハビリを強いられている。

 一軍はもちろん、二軍にもしわ寄せが来る。11日のロッテ戦(イースタン)では二塁に捕手の井野をスタメン起用。先発が不足し、中継ぎの徳山が2試合連続で先発する異例の事態が起きている。野手は12人がベンチ入りしたが、内野は川端、グリーン、谷内の3人だけ。急きょ、育成契約したブルペン捕手の新田が二塁を守った試合もあり、選手たちも「さすがにヤバイ」と口にする。ヤクルトOBが言う。

「リハビリの管理体制に問題がある。プレー中の骨折など未然に防げないケガも含め、ヤクルトは復帰までに時間を要する選手が多い。万全な状態で復帰できるようにとの考えがあるようだが、調整中に症状が悪化するなど、リハビリの手法自体を問題視する声もある。担当者と選手とのコミュニケーション不足も懸念されています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853