ヤクルト杉浦とハム屋宜 低迷2球団駆け込みトレード損得
7月末の締め切り間際の駆け込みトレードだ。
ヤクルトと日本ハムは24日、杉浦稔大(25)と屋宜照悟(28)両投手のトレードを発表した。
杉浦は2013年ドラフト1位でヤクルトに入団し、通算33試合で6勝8敗、防御率4.95。今季は中継ぎとして5試合に登板したが、4月に右肩痛のため登録抹消。今年1月には「モーニング娘。」出身で元テレ東アナの紺野あさ美さんと入籍していた。
一方の屋宜は、JX―ENEOSから12年同6位で日本ハムに入団。5年間で通算21試合に出場、3勝0敗、防御率5.16。ここ2年は一軍登板がなかった。
杉浦は日ハムの地元・北海道出身。今は右肩のリハビリに専念しているが、先発でも中継ぎでも使える。すでに来季続投が内定している栗山監督は将来性を買ったというから、来季を見据えたのだろう。
■屋宜は「球筋がいい」
一方の屋宜は今季、二軍でリリーフとして27試合に登板。某球団編成担当は「ヤクルトは掘り出し物を手に入れたかもしれない」とこう続ける。