2年ぶりVの成田美寿々 “パッティング女王”願望の落とし穴

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 パットの名手と呼ばれた田原プロによると、グリーンは刈り高が全部同じでも、池に近い湿り気のあるグリーンや、風通しがよく乾いたグリーンではスピードが違ってくる。芝目でも転がりは18ホールすべて同じではない。もちろん会場が変わればグリーンはもっと変わる。

「今大会はキャディーとの息が合い、ライン読みとタッチが合って好スコアが出た。しかし、それは基準にならない。スイングはある程度できたら、良い悪いの波はなくなる。しかしパットは同じことをやっても、来週も入るという保証はない。ショットで成績上位に来ることはあるが、優勝争いになればパットに頼る比率が大きくなる。もう一つ勝ちたいという欲が出るとパットも入らなくなる。すると、なぜだろうと悩みが深くなる。プロでもショットよりもパットの方が深みにはまりやすいのです」(前出の田原プロ)

 成田はパッティング女王を口にした瞬間に、すでにドツボの始まりかもしれない。

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