夏の甲子園 HR量産の裏に清宮幸太郎と“飛ぶボール疑惑”

公開日: 更新日:

■「やり過ぎや。そのうちバレるぞ」

 そんな見方とはまったく違った反応を見せたのは、実際に甲子園で試合をした学校の首脳だった。今大会に出場したある強豪校の監督は、去る13日に天理(奈良)の神野が打った本塁打を見てクビをひねりながらこう言った。

「今回はあまりにもボールが飛び過ぎている。こすっただけの打球が(スタンドに)入るなんてあり得ない。○○○(ボールのメーカー名)はやり過ぎや。あれはそのうちバレるぞ」

 一体、何が「やり過ぎ」で、何が「バレる」のか。この学校の関係者はこう解説する。

「主催者は早実の清宮幸太郎が出場すると見込んで、反発力の強いボールを使っているというのです。清宮が甲子園で本塁打を量産すれば、大会が盛り上がりますからね。もっとも、反発力を高くしたはいいが、肝心の清宮本人は甲子園にいない。結果として、長距離バッターではない選手までホームランを打つことになり、これだけ一発が量産されているのでしょう。普段練習しているボールよりも跳ねやすいので、イレギュラーバウンドの処理に苦労する選手もいます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末