夏の甲子園 HR量産の裏に清宮幸太郎と“飛ぶボール疑惑”

公開日: 更新日:

 ちなみに今大会の失策数はここまで33試合で77。1試合平均約2・3個の計算になる。昨夏の同大会は48試合で120失策。1試合平均は2・5個で、この段階では昨年よりむしろやや減少傾向にある。とはいえ、「処理に苦労する」ことが必ずしも失策に結びつくとは限らない。記録に残らないミスもある。

■「春とは違うが、昨夏と同じ」

 ネット裏の一部スカウトたちの間では、こんなウワサ話も飛び交っている。

「どういう経緯かは知らないけど、かつてプロ野球で問題になった『飛ぶボール』が回り回って、今頃になって今回の甲子園で使われているんじゃないか? そうとでも考えなければ、この異常な空中戦は説明がつかない」

 今大会で使用しているボールは去年までと同じものか、疑惑を指摘した前出の監督が言う「○○○」社製か、清宮の出場を見込んで飛ぶボールを使ったのか。高野連に聞いた。

「今春とは違いますが、昨夏と今回の大会で使用しているボールは同じです。メーカーは非公開となっています。清宮選手の出場を見越して飛ぶボールを? そういったことは一切ありません」

 こう言って疑惑を否定したが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末