CS進出は決定も…阪神に“収入か対戦相手か”のジレンマ

公開日: 更新日:

 28日のDeNA戦に大勝し、CS進出を決定させた阪神。とはいえ、金本監督は素直に喜べるかどうか。

 セは3位DeNAと4位巨人が、激しい順位争いを繰り広げている。この日は巨人戦がなかったため、0・5ゲームあった両球団の差はゼロに。DeNAが勝率でわずか1厘上回っているだけとなってしまった。

 阪神は今季、DeNAに14勝9敗1分けと勝ち越しているが、巨人戦は8勝13敗2分け。菅野という絶対的エースもおり、短期決戦では1敗を織り込む必要も出てくるだろう。

 かといって、この日、DeNAに負けていた方が良かったかといえば、それもそれで複雑だ。仮に2位の阪神が負けていれば、DeNAとは2.5ゲーム差。今後の展開次第では3位転落も考えられる際どい数字だ。そうなると地元でのCSファーストステージ開催はパー。甲子園なら1試合2億円とも3億円ともいわれる収入も、すべて水の泡になる。

 残り試合すべて勝つ自信があれば、余計な心配をしなくて済むのだが、今の阪神にそれだけの力があるとは思えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末