「これで中国は本気になった。平野に似た選手を4人集めて研究を重ねた。6月の世界卓球準決勝では丁寧が平野を負かし金メダルを取った。その後も平野の海外のプレーは常にチェックされている。中国がリーグ戦で海外選手の受け入れを拒否したのは、急速に腕を上げている平野の締め出しに他ならない」(前出の関係者)
カナダに発つ前の平野は「(中国に)行けなくても、勝てるんだというところを見せたい」と言ったが、今回は中国から世界ランク2位の朱雨玲と同4位の劉詩雯が出場。タイトル奪還と優勝賞金4万5000ドル(約513万円)を狙っている。連覇は厳しいか……。