日ハム清宮が新人研修 暴力団と野球賭博の講義に興味津々
「私生活の面で誘いを受けることだったり、そういう話が印象に残った」
昨11日、NPB新人選手研修会に出席した日本ハムの清宮幸太郎(18=早実)は4時間以上の長い講義をこう振り返った。
ドーピングのことや税金の話、覚醒剤など禁止薬物の話を経て、暴力団との交際についての講義が始まった。
講師役の鈴木仁史弁護士が、過去に選手が起こした事案をもとに、スライドを用いて美人局による恐喝、飲食店で酒のボトルを差し入れされたときにどうするか、結婚式で再会した同級生と写真を撮ったら実は暴力団員ということが発覚、写真をダシに恐喝された場合はどうすべきか、といった生々しい内容だったが、清宮はペンを片手に熱心に話に耳を傾けた。
■プロ選手にはいろんな人物が寄ってくる
「これから社会人をやっていく中で、いろんな境遇に直面すると思う。正しいことなのか、本当にすべきことなのか、しっかり見極めたい」
こう話した清宮は、これまでも多くの注目を集めてきたが、あくまで高校生だった。プロ野球選手になった以上は、いろんな人物が寄ってくる。食事や酒席の誘いも増えるし、プライベートをマスコミに追いかけられるくらいならまだしも、清宮で一儲けしようと企む腹黒い連中はたくさんいると思った方がいい。