日ハム清宮「開幕一塁」構想で中田翔に左翼コンバート案

公開日: 更新日:

 ならば当初から一軍帯同を望んでいた本人の希望をかなえてやるのがベスト。「(アリゾナキャンプは)環境もすごくいいと聞いている」と本人はいまからウキウキしている。

 チーム事情とはいえ、一軍発進は異例なのだから、キャンプ中の実戦やオープン戦では、それなりの結果が求められる。本人の負担にならない範囲で、首脳陣も自主トレ期間中のリミッターを外すわけだ。

 一軍スタートというひとつの目標を達成した清宮は今後、開幕一軍を目指すことになる。いったい、どんな形でデビューを迎えるのか。

 キャンプ開始後は、栗山監督がかねて話しているように、本職の一塁だけでなく三塁や外野守備にも取り組む。清宮は「どこでもやります」と前向きで、一塁ミットとグラブを新調している。

 とはいえ、キャンプから開幕まで約2カ月間しかない。

 ほとんど経験のない三塁や外野で足を引っ張らないレベルにまで引き上げるにはかなりの鍛錬が必要で、1年目から高い要求を課すとも思えない。前出のOBがこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ