減量でモデルチェンジ ダルが見据える“2年後の大型契約”

公開日: 更新日:

■カブス残留か、ドジャース復帰か

「そうやってモデルチェンジしたダルが狙っているのは2年後の大型契約でしょう」と、西海岸のある代理人関係者がこう言った。

「ダルはカブスと総額約137億円の6年契約を結んだが、33歳になる2年後に自ら契約を破棄してFAになる条項を入れている。つまり2年後にもう一度、FA市場に出て勝負したいのです。平均23億円の年俸を27億円くらいまで引き上げて、大型契約を結ぶ青写真があるのでしょう。ダルが当初、残留を希望していたドジャースはぜいたく税対策もあって今回の再契約を見送ったが、今年から2年続けて結果を残せば評価も変わってくる。カブスにしてもダルを欠かせない戦力と判断すれば、いま以上の金額で引き留めようとするでしょう。いずれにせよ本人は、今年からの2年間を勝負時ととらえています」

 さて、ダルは1日(日本時間2日)に予定されていたオープン戦初登板(対ロッキーズ)を回避した。球団の発表によれば、ウイルス性の腹痛が原因らしい。もっとも、ブルペンで投球練習をしたうえ、フリー打撃も含めた通常の練習メニューを消化したから、大事を取ってのキャンセルか。今後の状態次第だが、6日(同7日)のドジャース戦に登板予定だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末