終盤また競り負け 1点差4勝9敗巨人“接戦アレルギーの”元凶

公開日: 更新日:

 打線も問題だ。巨人はこの日、11安打を放った。六回以降は毎回、得点圏に走者を進めたものの、あと一本が出ない。同点の八回2死一、二塁で登場した阿部は左飛で打率・191。代打の切り札も見当たらないのが現状だ。

 足も使えない。「得点力アップのため、今季は重視する」と首脳陣は号令をかけているが、盗塁に限れば「24」でリーグ最少。前出の門倉氏が続ける。

「2年前までは鈴木尚広という足のスペシャリストがいました。ここぞという時に警戒の網をくぐって盗塁を成功させ、無安打でも1点をもぎ取れた。代打でいえば、ボクが巨人にいた頃は大道さん、矢野、由伸監督も晩年は切り札だった。今のチームにスペシャリストがいないことも接戦に弱い大きな要因です」

 交流戦は2カード連続負け越しで2勝4敗。借金は3となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」