ライバルがパンパシ欠場も池江璃花子「好結果出す」と決意
競泳界の女王争いはお預けとなった。
日本女子のエースである池江璃花子(18=淑徳巣鴨高)のライバルで、リオ五輪女子100メートル自由形金メダルのペニー・オレクシアク(18=カナダ)が国別で競うパンパシフィック選手権(8月9日開幕、東京)を欠場することが明らかになった。
池江は、オレクシアクとジュニア時代からしのぎを削ってきた。メダル争いに注目が集まったリオ五輪では、2個のメダル(100メートル自由形金、100メートルバタフライ銀)を獲得したカナダ人スイマーに軍配が上がった。
パンパシでの再戦を前に23日、関東高校大会(横浜)の100メートル自由形で自身が持つ日本記録(53秒03)に迫る53秒47の好タイムで優勝。800メートルリレーでも4人をごぼう抜きしてチームの優勝に貢献した。パンパシを前に上り調子だったが、ライバル不在で本番を迎える。
池江は「残念だけど、私はパンパシで好結果を出して、強くなる姿を見せていけたら」と話した。