FA権行使の西武浅村 争奪戦のカギは「カネ」か「人脈」か

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 5日、西武浅村栄斗(27)がFA権を行使することが、球団から発表された。浅村は今季、打率.310、32本塁打、リーグ最多の127打点。3年連続フル出場を続けているタフさも評価されており、争奪戦になるのは必至だ。

 もっか、浅村取りに動くといわれているのがソフトバンク楽天オリックスの3球団。年俸2億1000万円からの大幅増は前提として、まず、「カネ」でいえばソフトバンクの圧勝だろう。

 2010年オフに横浜(現DeNA)からFA移籍した内川は、年俸変動制の4年最大13億円という大型契約を結んだ。移籍1年目の11年に首位打者(.338)を獲得すると、出来高だけで9000万円の稼ぎ。13年オフに中日から移籍した中田も、4年最大10億円の契約だった。

 FA以外でも、14年オフに米国から戻ってきた松坂(現中日)には4年総額16億円。ロッテから移籍のデスパイネとは来季までの3年総額12億円と、本当に欲しい選手にはカネに糸目をつけない。

 楽天にはソフトバンクにない「人脈」がある。

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