優勝争い筆頭に…貴景勝の成長を促した「貴乃花部屋消滅」

公開日: 更新日:

 力自慢の大関を吹っ飛ばした。

 19日、結びの一番で貴景勝(22)が栃ノ心(31)に勝利。立ち合いから強烈な当たりで大関の体勢を崩すと、間髪入れずにトドメの押しで栃ノ心に尻もちをつかせ、唯一の1敗をキープした。

 インタビューでは「相撲内容? また明日から相撲があるので、明日に向かって準備します」と、相変わらず淡々。1敗を死守したことにも、「まだ6日あるので、まったく関係ないっす」と、意に介さなかった。

 以前から突き押しには定評があったが、今場所は安定感も増し、優勝争いのトップを走っている。まさに「男子三日会わざれば……」だろう。

 貴景勝にとっては、激動の2カ月だった。9月場所直後に、突然、師匠の貴乃花が退職。弟子たちがその事実を知らされたのは、退職会見の当日午前中だというのだからメチャクチャである。その後は千賀ノ浦部屋に移籍。環境の変化が貴景勝を変えたのか。

 ある親方は「目に見えて変わった点はないが……」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末