優勝争い筆頭に…貴景勝の成長を促した「貴乃花部屋消滅」

公開日: 更新日:

「精神面では格段の成長を見せている。もともと、その日の勝敗に一喜一憂するタイプではないにせよ、優勝争いの中心にいながらここまで平常心を保つのは並大抵じゃない。特にこの日は勝てば勝ち越しという給金相撲で、しかも相手は大関。それでも物おじせず、雰囲気にものまれなかった。貴乃花部屋の消滅騒動が、いい方向に働いたのではないか」

 どういうことか。

貴景勝は貴乃花とあまりうまくいってなかったという話もある。それより何より、土俵外の騒動に振り回されたがゆえに、『自分の力の及ばないことは考えてもムダ。ならば、土俵の中のことに集中しよう』と、改めて覚悟を決めたのでしょう」(前出の親方)

 このまま初優勝まで突っ走れば、貴乃花は最後の最後に「いい仕事」をした、ということになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末