巨人初連敗&負け越し 原監督“独裁”にコーチや選手ドタバタ

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 巨人沢村拓一(31)、今村信貴(25)が7日、出場選手登録を抹消された。

 6日のDeNA戦に先発した沢村は四回途中4失点でKO。原監督は「四球、四球、長打。球数が60球ちょっとで、先発の一番の壁というか山。あの辺を越えていかないと」と課題を指摘していた。今春のキャンプは抑え候補として迎えたが、最終盤の2月26日に先発再転向が決まった。あれから1カ月余り。原監督は「やっぱりもう少し時間が必要だったのかな」と時期尚早だったと認めるしかなかった。

 この試合で4番手として2回3失点だった今村も二軍落ちとなった。昨季、先発として6勝を挙げた左腕は、3月のオープン戦は先発として調整。好調をキープしていた。宮本投手総合コーチは一度、「開幕ローテ当確」を示唆したものの、今村は開幕から中継ぎへ回った。同コーチはこの日、「これからファームの方では先発投手として、また来る時は先発として戻そうという考え。申し訳ないところもあったので」と今村の二軍降格について説明した。

「当初はローテに入るはずでスポーツ紙も『当確』と書いたが、原監督の意向で先発6枠目としてドラフト1位ルーキー高橋の一軍デビューを優先した。その結果、あぶれた今村を急きょリリーフに回すことになったのです」(チーム関係者)

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