日ハム西川遥輝に聞いた メジャーへの思いと理想の打撃
――具体的には。
「下半身は水平に回転しているのに、上半身をねじり上げている。上と下の動作が一致していないんですが、そうすると捻転が生まれる。メジャーの打者はその動作に長けている。(アスレチックスの)クリス・デービスはそれが凄いですね」
――力任せのようで、力任せではない、と。
「『胸を開かなければボールは打てる』と言いますよね。下半身の開きは早くても、上半身さえ開かなければ何とでもなる。落合さんの打撃も、そんな感じです。いい打者というのは、何か共通している部分があるんです。そこに回転、捻転動作を加えれば、もっと打球を飛ばせるようになるんじゃないかと」
――そのためにも、トレーニングで体を柔軟にする必要がある?
「そうですね。そうやってレベルアップして……」
――メジャーに行き、さらにレベルアップ?
「(笑顔で)それこそアメリカンドリームですね」