日ハム1位・吉田輝星が生み出す「30億円」のビッグマネー
ケタ違いのマネーを生み出そうとしている。
日本ハムが外れ1位で単独指名した吉田輝星(金足農)。26日には栗山監督が同校を訪問し、指名挨拶を受けた。
栗山監督はその後行われた会見で早速、「こうせい」と“ファーストネーム”で呼び、「輝いていたね」と喜びをあらわにすると、吉田も「今はすごく楽しみな気持ちです」と、日ハム入りに思いをはせた。
夏の甲子園で準優勝。一躍時の人となった吉田の注目度は今も高い。
25日のドラフト会議のテレビ中継(TBS系)平均視聴率は、平日夕方だったにもかかわらず、「清宮ドラフト」といわれた昨年より0.9ポイント増の14.2%と高い数字をマーク(ビデオリサーチ調べ=関東地区)。一夜明けたこの日も、全国放送のニュースやワイドショーの取り上げ方は、4球団競合の末に中日に1位指名された根尾をしのぐ勢いだった。
さらに、関西大名誉教授の宮本勝浩氏が、吉田の日本ハム入団による2019年の経済効果を発表。それによれば、吉田が1年目からシーズンを通して活躍し、10勝程度の成績を挙げれば、実に「30億37万円」になるというのだ。観客動員数、グッズの売り上げ、さらにスポット広告や放映権料収入のアップも見込まれている。