ケプカ連覇へ独走態勢 ルール改正を追い風に2位に7打差

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 大会2日目に急上昇したのが1オーバー41位発進のアダム・スコット(38)だ。

 1番から3連続バーディー。それも7~8メートルのロングパットを放り込むと、5番でもバーディーを奪い3アンダーでターン。インに入るとショットもピンに絡み11番3.5メートル、13番1.5メートル、14番3メートルを決めた。17番パー3で手痛い3パットボギーをたたいたが、39人抜きの2位タイに浮上した。

 2013年に豪州勢初のマスターズ制覇を遂げた。ところが、その後のルール改正で長尺パターを体につけてストロークするアンカーリングが禁止されると、通常タイプのパターを試すなどグリーン上で悩み、パット不振に陥った。そして今年のルール改正がスコットに追い風になった。

 グリーン上でピンをカップに差したままパットをすることが認められると、「ピンを差したままパットしたほうが狙いやすい」とプレースタイルを変えて、パットが改善されたのだ。

▽スコットの話「64のスコアは満足している。ケプカと7打差あるけど、勝つには明日いいゴルフをしなければいけない。調子は非常にいい」

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