マエケンから一発の大谷 球宴HR競争出場をハーパー後押し
前夜祭に出場する8人は基本的にMLBによる人選で決まる。球宴メンバーに名を連ねなかった選手も参加は可能なため、本塁打を量産し始めた大谷もMLBから指名されてもおかしくはない。
さらに、今回はメジャーを代表する長距離砲の後押しも期待できそうだ。ホームランダービー出場選手は、前年の優勝者が少なくとも1人は選び、MLBが選手に出場を打診するのが慣例となっている。
昨季の覇者であるナショナルズ・ハーパー(現フィリーズ)は、大谷の長打力を高く評価。昨年、地元ワシントンのテレビ局の取材に「彼のバッティングを見ているとワクワクする。エキサイティングだね」と、答えている。
ハーパーは今年3月にフィリーズとFA史上最高額の13年総額368億円で契約した。
大谷が前夜祭で豪快な一発を披露できるかどうかは、高給取りの人選にもかかっている。