4番清宮が2戦連発も打率.189…栗山監督に問われる忍耐力

公開日: 更新日:

 村上と同様に、試合に出続けて成長したのが、西武時代の中島(現巨人)だ。2004年当時、土井ヘッドコーチは就任1年目の伊東監督に、「片目どころか両目をつぶって、試合で使ってください」と直訴。伊東監督もこれを受け入れて、前年44試合の出場だった高卒4年目の中島を全133試合で起用した。中島はその年、打率.287、27本塁打、90打点と飛躍的に成長し、中軸打者として大きな足掛かりとなった。

「当時の中島は守備がイマイチで、われわれ投手陣も『またエラーかよ!』と思いながら、ぐっとこらえていた。清宮も現在の4番は論外ですが、CS争いがさらに激しくなってもスタメンからは外すべきではありません。もし、首脳陣がしびれを切らして外すようなことがあれば、他の選手も『清宮に4番を打たせたのはナゼだったんだ?』と不信感を持つことになりかねません」(前出の三井氏)

 栗山監督の忍耐が問われる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

  3. 3

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 4

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  5. 5

    パワハラ疑惑の橋本環奈はやはり超多忙?マネジャーが6年前「あなたに想像出来ないほど環奈は忙しい」とファンに伝えていた

  1. 6

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 7

    闇バイトの応募者たちは一体何者なのか?若者に自重呼びかけるTV報道番組の「盲点」

  3. 8

    がんの4割がアルコール消費と関係? 米国がん協会の新たな研究結果に騒然

  4. 9

    日本一DeNAが「巨人に惨敗」の屈辱晴らす大補強!売上270億円超で原資に不安なし

  5. 10

    農相・法相の後任人事でも石破カラー封印…「党内融和」優先に世論ますますがっかり