久保建英は“指揮官好み” 1部昇格マジョルカ移籍で大正解
マジョルカで久保のライバルと目される右サイドアタッカーのMFカブレラは昨季5得点・7アシストで1部昇格の原動力となったが、現在はコンディション不良で出遅れている。モレノ監督は4―4―2をベースに4―2―3―1や4―3―3などチーム戦術を流動的に使い分けるタイプ。左サイドを主戦場にしながら右サイド、トップ下まで柔軟にに対応できる久保は、指揮官好みの選手と言っていい。レギュラー獲得に移籍はプラス要素だ。
「レアルMとマジョルカは友好関係にあり、レアルMの有望株だった時代の元カメルーン代表FWエトー、元スペイン代表MFルイス・ガルシアらがマジョルカに貸し出されてプレーした。MFアセンシオのようにマジョルカに生まれ、マジョルカの下部組織で育ってレアルM入りした選手もいる。久保はマジョルカで戦術的な制約を受けることなく、伸び伸びプレーさせてもらえるはずです」(サッカー関係者)
やはり、久保のマジョルカ移籍は大正解――。