ブラジル移籍秒読み 本田「東京五輪OA枠」狙いの悪あがき
現役引退も同然の立ち位置で浪人生活を送りながら、それなりの話題を提供してくれるのはさすが腐っても本田圭佑ブランド! と言うしかないが、それにしても<悪あがきはやめなさい>と言いたくなってしまう。
2019年6月にオーストラリア1部メルボルンを退団。浪人生活を送っていた本田は11月、オランダ1部フィテッセと契約した。ロシア1部CSKAモスクワ時代のロシア人指揮官がフィテッセを率いていたので<縁故入団>だった。しかし12月初旬に解任され、後ろ盾がいなくなると、昨年末に三くだり半を突き付けられる前に自ら退団を宣言。再び所属なしとなって「Jリーグ各クラブに引き取り手はないし、もう選択肢は引退しかない」(サッカー関係者)という状況だった。ところが――。
ここにきてブラジルの中堅ボタフォゴと入団交渉中という話がアナウンスされ、26日には地元有力メディアが「移籍発表も近い」と報道。正式入団は秒読み状態という。
「オランダ行きもブラジル行きも、年齢制限のない東京五輪代表のオーバーエージ(OA)3人枠に入り、東京五輪代表選手という金看板を手に入れたいがため」と前出の関係者がこう続ける。