巨人坂本は満身創痍…2000安打や五輪金が先かパンクが先か

公開日: 更新日:

「高卒2年目の19歳でレギュラーに定着してから、体の強さと故障の少なさを武器に君臨してきた。そんな坂本も30代になり、下半身から腰、そして背中にも故障を抱えるようになってきた。今年は東京五輪もあるだけに、原監督は心配で仕方ない。負担を少しでも減らすために三塁コンバートなどのプランを温めているが、代わりに遊撃を守る後継者が出てこない。危ないと分かっていても、多くの重荷を背負わせ続けないといけないのが、原監督の悩みの種です」

 今年は巨人だけでなく、東京五輪を戦う侍ジャパンでも、三塁転向は見送られる方向。しばらくは守備範囲の広い遊撃を守り通さなければならないのだ。

 さらにあと116本に迫る通算2000安打達成の最年少記録がかかっている。東京五輪では稲葉監督に主将級の働きも期待される。そしてシーズンに戻れば、昨季果たせなかった「日本一」の奪回である。もし果たせなければ、空白期間が「8年」となり、球団ワーストを更新することになる。

 坂本にとって、多少どこかが痛くても逃げられないシーズン。2020年は満身創痍の体との戦いになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末