チーム首脳陣が高く評価 八村塁“大谷級”の適応力と研究心
八村のNBA1年目の姿勢は同じ米国でプレーするMLBのエンゼルス・大谷翔平(25)と共通する。大谷は移籍1年目の2018年、メジャーに対応するため、ビデオルームに入り浸って相手投手の球種を目を皿のようにして観察するなど、研究に没頭した。持ち前の適応力の高さもあって1年目は二刀流としての働き(打率2割8分5厘、22本塁打、61打点。10試合で4勝2敗、防御率3・31)を評価されて新人王に選ばれた。
八村の今後についてシェパードGMは「3ポイントシュートの精度を上げるなどして、プレーの幅を今以上に広げてほしい」と課題を挙げた。来季に向けてプレーの質の高さを求めたが、大谷ばりの適応力と、研究心を忘れなければ、2年目のジンクスとは無縁なはずだ。