3番目は選手ではなく、原辰徳監督(61)である。さる球界関係者がこう言う。
「19年オフ、巨人は2人のFA補強に失敗した。今年はヤクルトの山田哲が権利を取る見込みで、今年のオフこそ編成面の全権を握る原監督は、本気でFA補強を成功させようと腕まくりしていたはず。それが、先日の12球団代表者会議で、試合数減の他に、無観客試合、観戦者の間隔を空けるために座席数を4分の1程度まで間引く案などが議論された。球団収入の大幅減少は決定的で、山田哲を取るために、とても何十億円も使えない可能性があるのです」
原監督が最も「新型コロナ」の被害を受けるといっていいかもしれない。