ヤ軍田中が打球直撃から初の会見 開幕登板「考えてない」

公開日: 更新日:

 ヤンキース・田中将大(31)が14日(日本時間15日)、本拠地ヤンキースタジアムでの練習前に会見。4日、フリー打撃に登板した際、頭部に打球を受けて以来、初めて報道陣に対応した田中は「致命傷になるわけでもなく、何の症状もなく、トレーニングはできている。自分にとっては明るいニュース」と話した。

「軽度の脳振とう」と診断され、現在は大リーグ機構(MLB)が定める復帰プログラムに従い、チームとは別メニュー調整。すでに9日にはキャッチボールを再開し、遠投では徐々に距離を伸ばしており、ブルペンには「順調にいけば、近いうちに入れると思う」と、見通しを明かした。

 今季の田中はアストロズからFA移籍の右腕ゲリット・コールに次ぐローテの2番手の位置付けだった。チームは4年連続ポストシーズン進出、自身は今季終了後、FAになる。チーム、田中双方にとって重要なシーズンになるが、23日(同24日)からのナショナルズとの開幕カードでの登板については「目の前のステップを一つ一つ上ることが大事。今はそこまで考えていない」と、復帰を急がないと話した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」