巨人V2でも嵐のオフ リストラ人員増、FA獲得に40億円捻出
■査定はシビア
「よく金満といわれるけど、最近の巨人は昔のように青天井ではありません。今年はこんな状況だし、なおさらです。前年より成績が落ちている年俸5億円の坂本、4億5000万円の丸は、複数年契約のため、年俸据え置き。二軍生活が続く陽にしても、年俸3億円の5年契約が来年まで残っている。日本球界最高額の6億5000万円の菅野がポスティングを使ってメジャー挑戦すれば、その分の年俸は浮くとはいえ、収まらないコロナ禍の状況や相手があることだけに、現段階では不透明。高給取りの選手たちで年俸が削減できなければ、それ以外の選手の査定はシビアにならざるを得ない」
高卒2年目で7勝(4敗)を挙げ、チームを牽引している年俸650万円の戸郷あたりは大幅に上がるだろう。それでも、全体的に年俸は抑え気味になりそうだという。
昨オフ、巨人はFA宣言した美馬(ロッテ)、鈴木(楽天)の獲得に失敗。このオフは山田哲(ヤクルト)、大野雄(中日)、小川(ヤクルト)といった大物が権利を行使する可能性があり、負けられない戦いが控えている。