報道の視点でハッキリわかる巨人と阪神の「決定的な違い」
阪神の近本光司が10月3日の巨人戦で今季第9号本塁打を放ち、ルーキーイヤーから2年連続でシーズン100安打を突破した。これは阪神では1999年の坪井智哉以来21年ぶり6人目の快挙である、と一部スポーツ紙が報じていた。
また、その前日2日の巨人戦では高卒2年目の小幡竜平がプロ初となる3安打猛打賞を記録。高卒2年目の左打者が猛打賞を記録するのは、阪神では75年の掛布雅之以来、実に45年ぶりの快挙である、と一部スポーツ紙が報じていた。
なお、この小幡については8月27日の中日戦でプロ初安打を記録したときも、阪神では97年の浜中治以来23年ぶりとなる10代野手の安打である、と一部スポーツ紙が報じていた。
一方、今季の阪神がてんでかなわない、いや昔から伝統的に負け続けている宿敵・巨人については、主将の坂本勇人が10月3日の阪神戦で今季10度目となる3安打猛打賞を記録。坂本のシーズン2桁猛打賞はこれで5年連続10回目となり、プロ野球史上3位タイ(1位は張本勲の15回)の記録である、と一部スポーツ紙が報じていた。