近大・佐藤は抽選確実 クジ運ない巨人が選んだ“外れ1位”は

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 今年3月に行われた巨人の二軍と早大の練習試合。巨人はドラフトの目玉候補・早川から5回で9安打を浴びせ、4点を奪った。視察したある球団関係者は「実は早稲田(早川)より慶応(木沢)に球が速い1位候補の投手がいるとスカウトから聞いていて、そっちの投手がかなりいいらしいんだよ」と漏らしていた。

 木沢は高校時代の143キロから慶大で最速を155キロまで伸ばした。直球、カットボール、スプリットを武器に三振が奪え、先発、リリーフができるのもウリである。巨人は今オフに大黒柱の菅野がメジャーに流出する可能性があるため、伸びしろ十分の剛腕が浮上したもようだ。

 木沢を巡っては「最初の入札でDeNA、ヤクルトあたりが単独で1位指名を狙ってくる可能性がある」(前出の関係者)と言うから、残っている保証はどこにもない。

 他には1巡目で消える可能性は高いものの、社会人ナンバーワン投手の呼び声が高い、トヨタ自動車の最速153キロ右腕・栗林良吏投手(24=名城大)、明大の同153キロ右腕・入江大生投手(4年=作新学院)らをエースの後釜候補としてリストアップしている。

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