近大佐藤「1位指名7球団」にガセ説…ドラフト情報戦の裏側

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 さるアマチュア野球担当記者によれば、「この時期の編成担当者やスカウトの情報ほどアテにならないものはない。うのみにしようものなら痛い目に遭う」そうだ。

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 今月26日のドラフト会議まで10日あまり。各球団のスカウトや編成担当者は、ドラフト候補の最終チェックに余念がない。中でもカギになるのは1位指名選手。競合覚悟で注目選手にいくか、クジ引きで外れるのを嫌って単独指名になりそうな選手にいくか、知恵を絞るのはもちろん、ときにはマスコミにウソをついて情報操作するケースも珍しくない。各球団による虚々実々の駆け引きが行われる中、今年のドラフトに最も影響を及ぼす選手といえば近大の佐藤輝明内野手(右投げ左打ち)だろう。

 12日の立命大戦で関西学生のリーグ記録に並ぶ13号本塁打をマークしたスラッガー。走攻守と三拍子そろった逸材ともっぱらで、すでに巨人が1位指名を示唆。13日にはオリックスの福良GMが「野手ではナンバーワン」と1位指名を明言した。阪神、中日、ソフトバンク、西武、日本ハムも含めて最大7球団の1位指名があるともいわれるが、前出の記者はこう言った。

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