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宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

低レベルな選手育成 松山マスターズVに浮かれている場合か

公開日: 更新日:

 日本ツアープロがメジャーで勝つためには、松山か、それ以上の身体能力が必要だが、そうした人材発掘の努力も見られない。そして決定的なのは、組織形態の違い。すべての権限を持つ米PGAツアーに比べ、日本のJGTOは何の権限もない主管組織。コース選択も、ファン優先の施策もできない。松山は日本人ではあるが、米ツアーメンバーである。日本人初のマスターズ優勝を喜ぶのは結構だが、その前に第2の松山を生み出す環境づくりが最優先課題だ。それも前途多難といえる。

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