渋野日向子なぜエビアン選手権にソッポ? 3カ月半ぶり国内復帰3試合の不可解
もしも全米女子プロ終了後も海外にとどまっていれば、慣れない米国のコースで飽きるほどボールが打てたはずだ。低レベルの国内3大会に出るより、メジャーの「エビアン選手権」(22日開幕=エビアンリゾートGC)でプレーした方が得るものははるかに大きい。2年前の全英女子に優勝している渋野なら、スコットランド女子オープン(8月12日開幕)に推薦出場も可能だろう。
「米国でプレーしたい気持ちがますます強くなった」と言いながら、やっていることが中途半端。米女子ツアーを目指す本気度が伝わってこない。
五輪代表を最後まで争った古江彩佳(21)は、今大会が終わると渡仏し、エビアンに出場。そのまま帰国せず、全英女子へ向かう。国内6大会を欠場してもメジャー重視の日程を組んだ。
2週間の国内隔離で時間を無駄にし、メジャー切符まで捨てた渋野。後に、今回の「日程」を後悔しなければいいが。